2018年 02月 17日
kozos on zero-riscy を ARTY Z7 で動かす
zero-riscy の vivado ip 化が出来たので、今度は ARTY Z7 の Zynq の上で動くようにしたいと思います。
下の図のように、Zynq PS の UART を使います。なんでこんな面倒なことをするかというと、PL に作った UART からでは、MIO ポートに接続された ARTY Z7 ボード上の USB-UART を使えないためです。PMOD に USB-UART 拡張基板をつないで、PC とはプログラム用と UART 用の 2本の USB をつなぐなんてスマートじゃないですからね。まぁでも、Zynq で Arm を使わないっていうこと自体が…
ブロックデザインは下みたいな感じ。この構成で DDR にアクセスできそうな気がしないでもないですが、まだ試していません。[追記 HP か ACP につながないと無理だよね。]
これですんなり動くと思ったのですが甘かった…
どうやら、PS の設定用のプログラムを自前で用意しないといけないらしいです。TRM を読みながら頑張ってみたけど無理でした。
で、一度 SDK で作った Hello World プロジェクトを実行後に、もう一度 Bitstream を書き込んであげる方法を試してみると動きました。
ps7_init.c を zero-riscy 上で実行すればこんな手順要らなくなるのかな?まぁ、ちょっと面倒だけど、まずはこのままでいい事にしておくか。
by tom01h
| 2018-02-17 23:59